たくさんのご来場、ありがとうございます。本日のギャラリートークは、ゲストとしてギャラリー世田谷233の中根さんをオンラインで迎えてお届けします。中根さん、よろしくお願いします。まずはゴトウさん、自己紹介と、中根さんをご紹介ください。
ゴトウ:カメラマンをしています。ゴトウです。主にロモグラフィーというカメラで作品製作をしています。多重露光という「重ね撮り」という作風をメインとしておりまして、今回作品集を出版しましたのでその展覧会を東京大阪でさせていただいています。
中根さんは三軒茶屋にある「ギャラリー世田谷233」のオーナーで、今回の写真集のプロデュースをしていただきました。昨年10月からクラウドファンディングを中根さんと僕とデザイナーの小宅さんと3人でチームを組んで製作しました。中根さんとは15年ぐらいのお付き合いで、東京に行くたびにお会いして、僕の独立の時も応援していただいたり、東京での活動を全面的に応援していただいている方なので、谷口さんともつなぎたいという思いもあったので今日はオンラインで出演していただいています。
中根です。よろしくお願いします。谷口さんのお話はいつも聞かせていただいています。今日はクラウドファンディングに協力していただいた方もたくさんおられるみたいで、お礼申し上げます。
ゴトウになり代わりまして、ですね(笑)
僕とゴトウさんとの付き合いももう長いですねぇ。UNKNOWN ASIAの第1回からですから2015年?
ゴトウ:谷口さんとの出会いは2015年ですが、それ以前に谷口さんが802でやっておられた「digmeout 」の企画で、ネット上で「毎日オーディション」という、自分の作品を見てもらえるというのがあって、僕も何度か応募してコメントをもらっていました。その後、UNKNOWN ASIAというアートフェア第1回目のための名古屋の説明会で谷口さんにお会いしたのが最初でした。
お会いした頃、ゴトウさんはお勤めされていて、趣味で写真を撮られていたとおもうのですが、そのころからもうロモグラフィーで撮られていた。
ゴトウ:そうです。
どのようなきっかけでロモグラフィーで写真を撮ることになったのですか?