萩原さんは、実家の麺処でずっと働いてこられたとのこと。どんな学生時代したか?
勉強というよりも部活動ですね。小中学生時代は柔道、高校からレスリングをやってました、将来のこととか、これがしたいとか好きなことも正直なくて、部活漬けの毎日でした。
高校卒業になって、体育会系だったんで親から消防士を勧められて。消防士もいいなと思って書店に行って参考書を見たんですけど本がすごく分厚かったんですよ。それで消防士はやめようと。笑。親に言ったら、大阪の辻調理師専門学校の1日体験がを進められ、行ってみたら楽しくて即決しました。辻調出てから地元のホテルでしばらく勤め、お祖父ちゃんが亡くなったこともあって、それから実家の麺処「堀川」に入って18年です。
素直な人生ですね。
そうですねー。素直さゆえ、親の期待に応えたかったのか、18年間働きました。やりがいを自分で見つけながら、夜に居酒屋をやってみたりとか、店長として任されていたこともあって、やってましたね。
では、それまでほとんどアートは関係なかったんですね。
もう1ミリも関係ないです。