「チグニッタ・コミュニティ」プロジェクトの一つとして、音楽レーベル「チグニッタレコード」がスタートしました。いまや世界のトレンドでもあるシティポップやAORのアナログを自主制作でリリースしていこうというプロジェクトです。第1弾として、フィラデルフィア在住の「クリスチャン・グラッツ」というAORシンガーの7インチシングルを発売します。現在クラウドファウンディングが進行中です!
チグニッタレコード
オンラインコミュニティ「chignitta(チグニッタコミュニティ)」を運営する株式会社チグニッタのナログレコード専門レーベル。「チグニッタレコード」のユニークな点は、これまでの取次〜レコード店流通に頼らず、音源やジャケット、インタビュー動画を公開し、コミュニティやSNSで拡散。クラウドファウンディングを通じて予約を取りプレス枚数を決定しようというアイデア。
一部、レコード店での流通も行うものの、最初からリスクを負うことをせず、ファンの賛同を得ながら作りたいレコードを作るというレーベル運営を行います。
第1弾として、フィラデルフィア在住の「クリスチャン・グラッツ」というAORシンガーの7インチシングルを発売します。
これは、チグニッタコミュニティのメンバーの一人、Yo-suke (Urban Classics / Diggy Boy)が、YouTubeで彼を発見し、SNSで熱烈オファーをかけたもの。「君が日本で最初のファンだよ」というメッセージのやりととともに、日本でのアナログシングル化を快諾。チグニッタレコード第1号アーティストとして契約しました。
クリスチャン・グラッツはペンシルベニア生まれ、フィラデルフィア在住のアーティスト。ギター、ピアノ、ベース、ヴォーカルもできるマルチプレイヤーで、20歳の頃にはすでに有名なドゥーワップ・グループである「ドリフターズ」のステージに立っていたという経歴があります。他にも、プラターズ、クレスツ、スタイリスティックス、グラスルーツ、シャーリーキング、スリー・ドッグ・ナイトなどのバックも務めています。
最近ではAOR、ソフトロック 、ジャズ、フュージョンのスタイルでのオリジナルを製作。すでに自主制作で2枚のアルバムを発表。パートナーであるリア・ベス・エヴァンスと「ザ・フロスト・デュオ」というユニットも結成しています。
「チグニッタレコード」のクラウドファウンディングのために用に収録したスペシャルインタビューをご覧ください。
今回のシングル曲「Not This Time」(邦題:誓いのディス・タイム)は、彼のセカンドアルバム「1981」からのナンバー。アルバムタイトル通り、ホール&オーツやクリストファー・クロスをはじめとする、80年代の数々のメジャーヒットナンバーを彷彿とさせる軽快なナンバー。カップリングの「Harmony」(邦題:君へのハーモニー)もメロディアスで切ない1曲です。
シングル曲「Not This TIme 」(邦題:誓いのディス・タイム)をお聴きください。
一発で好きになるイントロとメロディです!
B面の「Harmony」(邦題:君へのハーモニー)も切ないメロウ チューンです。
「誓いのディス・タイム」という洒落た邦題やジャケットデザインは、80年代に発売されていた日本盤の AORのシングルを意識しました。懐かしく新しいこの曲にぴったりのものになったと思います。
「チグニッタレコード」のレーベル面は、コミュニティメンバーでもある人気イラストレーター、さくらいはじめがデザインしました。「チグニッタ・スペース」のある靱公園をモチーフにしたポップなイラストです。マスタリングは関西のレコード番長「グルーヴあんちゃん」が「GREAT 3」の片寄明人さんからもアドバイスを受けながら作業を進めています。アナログに相応しく格段に音が良くなりそうです。
このレコードは、クラウドファウンディングによる限定販売で製作費を回収します。1ヶ月にわたって予約を受け付け、予約数に合わせてプレス枚数を決定します。
クラウドファウンディングが終了し、ご予約いただいた方にお届け後(9月中を予定しています)。10月以降、一部レコード店での取り扱いや、大阪の「チグニッタスペース」での販売、チグニッタ主催のDJイベントなどで手売りはしますが、一般流通はごく一部になる予定です。このチャンスをお見逃しなく。定価は2,000円(税、送料込)です。
「チグニッタレコード」では、このクラウドファウンディングの存在とクリスチャンの音楽をたくさんの人に届けたく、業界のインフルエンサーにコメントをいただきました。日本のAORを牽引するみなさんのレコメンドをご覧ください。
せつなく優しいAOR「Harmony」を聴いていると、
心が1981年にタイムスリップしてしまう。
新しさも刺激も今はいらない。
そんな気持ちになったとき、針を落としたくなるナンバーだ。
GREAT3 片寄明人
ホール&オーツ、ボズ・スキャッグス、マーティ・バリン…
オマージュの数々に思わずニヤッとさせられるけど
それを構築するのは決して簡単ではないこと
聴き手の想像する数倍もの愛情を持っていること
作る側の端くれとして、勝手に共感しています。
40年前の音楽を下の世代が引用するのは
懐メロを面白がっているのではなく
ポップスの宝箱だと思っているから。
AORの魅力を継承して盛り上げていきたいなと
改めて感じさせてくれる曲でした。
福田直木(ブルー・ペパーズ)
“This music by Christian Gratz is like a time machine that can transport you back to another place and a more innocent time, back into the early 80’s along with such artists as Christopher Cross, Boz Scaggs, the Doobie Brothers and some of the other great music-makers of that magical era.”
“クリスチャン・グラッツの音楽は、クリストファー・クロス、ボズ・スキャッグス、ドゥービー・ブラザーズなど、魔法のような時代の偉大な音楽制作者たちと一緒に、あなたを別の場所、ピュアな時代へと連れて行ってくれるタイムマシンのようなものだ”
Kamasami Kong カマサミ・コング (FM COCOLO DJ)
レコードに針を落とした瞬間
ちょっぴり背伸びしていたあの頃
憧れていた “オトナ“ の音楽が聴こえてくる。
どこか懐かしくて、新しい。
そんなAOR。
エミ (ブルーアイドソウル/AOR_bot管理人、DJ)
大阪ではFM802、FM COCOLOのサポートも得ながらこのプロジェクトを盛り上げていきたいと思っています。チグニッタレコードのこれからにもご期待ください。
それでは、ご支援、ご協力、よろしくお願いします。
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