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チグニッタでは、3月20日より、南景太個展「Photon graph(フォトングラフ)」を開催します。
岐阜を拠点にイラストレーター、アーティストとして活躍する南景太。
「見えない光」を可視化できればと挑戦するイラストレーションの可能性をお楽しみください。
本展では、関西のアート印刷のスペシャリスト「サンクラール」とのコラボレーションにより、
南景太の世界をより拡張するオリジナルプリント作品も発表します。
ギャラリートーク 3月20日(土)17時より。
出演:南景太、谷口純弘(チグニッタ)
ゲスト:矢田幸史(サンクラール代表)、滝本章雄(JAMWORKS/Art Yard 代表)
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<展覧会情報>
南景太個展「Photon graph」
会場: チグニッタ (大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥)
期間:2025年3月20日(木・祝)ー30日(日)
時間:13:00~19:00 入場無料、予約不要、会期中無休
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Photon graph(フォトングラフ)
フォトン(光子)とは光の粒子で、物質やエネルギーの最小単位である量子のひとつです。
そしてそれは不思議なことに、粒であると同時に波の性質も持つといわれています。
人が観察していないと「波」として振る舞うけれど、観察された途端に「粒」になる。
そして観察をやめるとまた波の性質にもどる。
この不思議な現象から想像を広げると、観察する=見るという行為は、
世界から「見たもの」を確立させる=切り離すという行為のように思えます。
仏教でいえば「空」から「色」を見出すような。
メキシコの呪術師の言葉を借りれば「ナワール(言葉では言い表せない世界)」から
「トナール(言葉で言い表せる世界)」を抽出するような。
インド哲学の「ブラフマン(大宇宙)」から「アートマン(小宇宙)」が旅立つような。
「土」から「植物」が生えるような。
「湖」から「滴」が跳ねるような。「死」から「命」が生まれるような。
そして絵を描くことは、「創造の源泉」からエネルギーをすくい取って
「作品」に定着させる行為だと感じます。
本展「Photon graph」では、「見えない光(可視光域外の光)」を
もし見ることができたら?という思いで描いたシリーズを展示します。
体内から発光する人がいる。光と戯れることができる。
そんな不思議な世界です。 作品を通じて、見えない光(未知の世界)への
想像を楽しんでもらえたら幸いです。
南景太
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南 景太/Keita Minami
イラストレーター・アーティスト
東京都出身、岐阜県在住。
セツモードセミナーやMJイラストレーションズで
イラストレーションを学ぶ。TIS会員。
HBファイルコンペvol.34 鈴木成一大賞、
MJ賞2024 飯野和好賞、
Unknown Asia2015 谷口純弘賞、
TIS公募第12回銀賞、第15回ノート展大賞等。
アナログ手法では主にクレヨンやオイルパステルを使用。
また自作の絵を素材としたデジタル作品も展開、
アナログとデジタルを行き来しながら
カラフルですこし不思議な世界を描く。
書籍装画や雑誌さし絵、CDジャケット、商品パッケージ、
演劇ポスター、店舗壁画などさまざまな媒体にイラストを提供。
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